電気代がかかってしまう

アパートやマンションなどの部屋を借りる際、温水洗浄便座にこだわる人も少なくありません。そもそも温水洗浄便座というのは、温水によってお尻の汚れを洗浄できるタイプの便座のことです。いつでも温かい状態の便座に座れるというメリットがありますが、その逆に電気代がかかってしまうというデメリットもあります。温水洗浄便座の場合、常に便座があたたまっているので年間にしておよそ2千円から4千円の電気代がかかるのです。ただ商品によっては、節水機能やオート節電機能が搭載されていることもあります。省エネ効果を意識した商品もメーカーから数多く出ているので、電気代が気になるという方は管理会社や大家さんに相談してみるといいでしょう。

こまめに掃除をする必要がある

温水洗浄便座は、こまめに掃除をしなければいけないのもデメリットといえるでしょう。用を足した後に温水洗浄機能を使うと、水の勢いで汚れを洗い流すので必然的に水はねや飛び散りが起こるからです。したがって、トイレ内を清潔に保つためには水はねや飛び散りによる汚れをこまめに掃除する必要があります。また、温水洗浄便座のノズルの掃除も忘れてはいけません。ノズルは、温水でお尻を洗浄した時に汚水が付着する可能性が高いからです。汚れが付着したまま使うと、雑菌が繁殖して梅雨や夏場などにカビが生えてしまうケースもあります。ノズルの内外を自動で洗浄する機能、除菌してくれる機能がある商品も販売されているので、掃除が面倒ならばそれらの機能が搭載されたものを取り入れるといいでしょう。